突然ですが、 「いつかは不動産業を立ち上げたい」  「独立して人に雇われるスタイルから抜け出したい」 と考えたことはありませんか。

不動産業は他業種に比べ、独立しやすい反面、開業時の初期費用が高いため廃業する割合も多くなっています。

この記事では不動産業で独立したいと考えている方に向けて、成功の秘訣や開業後の年収・初期費用に関して詳しく説明していきます。独立開業について気になっている人は是非参考にしてみてください。

 

不動産業が他業種に比べ独立しやすい理由

前述したように、不動産業は他業種に比べ独立しやすい業種です。

東京商工リサーチによると、2019年に開業した不動産会社は 1万3,853社 と、建築業、小売業などと同様、開業する割合が多い職種となっています。では、なぜ不動産業が他業種に比べ独立しやすいのでしょうか。

ここでは不動産業が独立しやすい理由について説明していきます。

 

未経験でも独立できる

不動産業が独立しやすい理由のひとつは 未経験でも参入できる 点です。不動産業は営業力だけあれば、未経験でも独立することができます。

また、不動産賃貸業・不動産管理業であれば、宅地取引業免許や宅地建物取引士(宅建士)の資格がなくても独立でき、不動産仲介業であれば宅地建物取引業免許の申請と宅地建物取引士を5人につき1人以上の割合で設置することにより可能となります。

不動産仲介業の申請の流れについてはこちら

 

不動産仲介業者や不動産管理業者はリスクが少ない

不動産仲介業や不動産管理業であれば、在庫を抱える必要がないため 低リスクでビジネスを行うことができます。 必要なものは、顧客を管理するシステム、事務所、PCやコピー機などの事務用品、固定電話など最低限のものがあれば開業できてしまいます。

 

 

 

 

固定給でなくフルコミッションでの支払いができる

他業種では正社員として従業員を雇い、固定給として月々一定の金額のお支払いするのが一般的です。しかし、 不動産業は事業主と直接契約してフルコミッション(成果報酬型)で支払うスタイルも多く存在します。 社内の事務作業など手間がかかる事は不動産賃貸管理システムなどを導入することで少数精鋭で行うこともできますので、毎月の固定費を限りなく減らすことが可能なのです。

 

 

 

不動産業で独立する際に知っておきたいこと

不動産業で独立したいと思っても事前にしっかりと情報収集しておかなければ、なんだか思っていたイメージと違う…なんてことが起きかねません。

ここからは独立する際に知っておきたい事柄について解説していきます。

 

独立開業までの資金はどのくらい必要なの?

不動産業を開業する際の目安は以下のとおりです。

▶不動産仲介会社:保証協会に加入した場合:約400万~1,000万円
保証協会に加入しなかった場合:約1,110万~1,800万円

▶不動産管理会社:約500万円

▶不動産賃貸会社:約500万円+物件・土地購入費用

あくまでも上記の開業資金額は目安となりますので、どのような事務所を契約するのか、によっても費用が異なってきます。

 

独立すると年収いくら位儲かることができるの?

独立後の平均的な年収は200万円と言われています。しかし、独立した人の中には1000万円以上稼いでいる人ももいますので、本人の力量次第です。

一般的に不動産業経験者で独立する場合は、ある程度お客さんを持っている人がほとんど。最低限の固定費と自分のお給料分くらいは賄えるだけの売上目安があれば、独立後も安心ですよ。

 

不動産業で独立は難しい?失敗しないための方法

最後に不動産業で独立するための成功の秘訣をご紹介していきたいと思います。

 

初期費用や固定費をなるべく抑える

不動産業の中でも不動産仲介業は、免許申請や営業保証金の納付等があるため、開業時の初期費用が比較的高い業種です。業務を行う上でこれらの申請は義務となっているので欠かすことはできないですが、事務所の費用や人件費、広告費などは抑えることができます。

特に開業したての頃は、経営が安定しない月もあるかもしれません。そんな時に、会社のキャッシュを蓄えておかないと、いざという時に費用を支払うことができなきなくなってしまいます!

ちなみに、当社が開発した 「楽楽賃貸EBS(エビス)」 はチラシ作成、広告出稿、各種書類作成、借主やオーナー様情報、物件情報を一括で管理することができます。2〜3人で数時間かけて行うような業務もこのシステムがあれば楽楽簡単にこなすことができます。実際に導入された会社様からは、エビスのサービスを導入したおかげで、人件費の削減ができ、余った費用を広告に回すことができた!など嬉しい声をいただいています。

楽楽賃貸EBS(エビス)は賃貸管理業務に関わる100以上の業務をサポートしてくれる不動産システムなので、日々の細かいミスや作業効率を大幅にアップすることができますよ!

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独立開業する地域の競合他社をしっかり調査する

これから不動産会社を立ち上げるという予定開業者は、事務所を構える地域に競合他社がどのくらい存在し、勝率はどの程度あるのかもしっかりと確認しておくことが重要です。

地域によっては大手などが多く事務所を構えている場所も存在します。大手に比べて中小企業は広告にかけられる費用も異なってきますし、認知も圧倒的に劣ってしまいます。開業する地域に関しては慎重に選ぶことがおすすめです。

 

初期費用と固定費を抑えて不動産業で独立を成功させよう!

不動産業で独立するための秘訣は、初期費用・固定費の削減と開業地域の競合調査を徹底することです。

もちろん、本人の営業力やすでに抱えているお客様の数によっても成功の確率は大きく変わってきます。現在、不動産業に携わっている人は、少しでも多くのお客様やオーナー様とコンタクトをとり、信頼を勝ち取ることも大切です。

近年では、AI参入やIT化により今後10年でなくなるであろう職種についてもネット上で度々話題となっていますが、不動産業界はまだまだ衰退することはないでしょう。とはいえ、IT重説などアナログからデジタルに移行する動きも屡々見られます。時代に合った働き方を取り入れるために、不動産賃貸システムなどを早めに導入し、これからの未来に備えることも大切になるでしょう。